マザーリーフ東銀座店 ハーブティーセミナー参加レポート

10/29(日)、あいにくの雨が降りしきる中、マザーリーフ東銀座店で開催された「初めてのハーブティー講座」に参加してきました!

講師は、約200種類のハーブから、マザーリーフのオリジナルハーブティーを開発してくださっているハーブ研究家の石山圭氏。東京・恵比寿にあるハーブサロン・イタリアンレストラン「HERBA MONDO」のオーナーであり、ハーブに関する様々な講演や執筆をされていらっしゃいます。

ハーブティーセミナー写真

講演前、さっそくウェルカムドリンクとしてハーブティーが登場!カモミールのような、なんだか温かいまろやかな味わいです。後で説明があるとのことなので、何のハーブなのかを考えながら飲みます。

ハーブティーセミナー写真

そしていよいよ石山圭氏が登場!
ご本人による自己紹介の後、まずはハーブについて説明をしてくださいました。

石山圭氏写真

●ハーブの基礎知識

ハーブについて、まず3つに分けて教えて下さいました。
まず1つ目は、ハーブとは「植物で摂取することにより、何らかの影響を与える」もの。
2つ目は「植物に含有する成分を摂取することによりカラダに何らかのいいことが!?」。ハーブティーを継続して飲むことにより、以前と違った自分に出会えるかも!
3つ目に「ハーブティーとして飲む場合は、フレッシュのものよりドライのものの方が良い」とのこと。フレッシュのものだと植物の青臭さがありますが、ドライのものの方が保存しやすく、手軽に飲むことができるのだそうです。そして、ハーブティーは 「シングル(単体)で飲むよりもブレンドしたものの方が効果を得やすい」そうです。ハーブの効能で相乗効果が得られるということですね。

ハーブティー写真

ハーブの種類は主に3種類。フレッシュハーブ、ドライハーブ、そしてエッセンシャルオイル。特にドライハーブが良いそうです。
ローズマリーは男女問わず瑞々しくいられるハーブで、含有している成分が化粧品にも使われることがあるそうです。
またエッセンシャルオイルは、植物から抽出された天然有効成分を高濃度に含んだ物質で、よく植物油(ホホバオイルやスクワラン)などで薄めて肌に塗って使われます。こうすると成分を上手に活かすことができるのだそうです。
ハーブの使用部位は6~7割が葉と茎です。ペパーミントやレモングラスがそうですね。他には、花や実、種子、根、樹皮も種類によっては使用されています。

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みなさん、熱心に学ばれています!

●ハーブの効能

石山圭氏の説明の途中で、ブレンドハーブティーが出てきました。「レモングラスブレンド」「カモミールブレンド」「ローズブレンド」の3種類です。飲みながら、それぞれのブレンドに使用しているハーブの説明を丁寧にしてくださいます。飲んでみると、カモミールブレンドは思ったよりも少し苦味があり、ローズブレンドは華やかなローズの香りが、そしてレモングラスブレンドは爽やかな香りとまろやかな口当たりがしました。
ハーブの効能はハーブによってそれぞれ違うので、ここには書ききれないのですが…。 カラダに穏やかに働きかけてくれるので、気持ちを落ち着かせてくれます。効能や体調によって、ハーブティーを選んで飲めるのが理想ですね。ハーブには女性に嬉しい成分が多く、実際にハーブティーを飲まれるお客様も大半が女性が多いそう。女性がハーブティーを選ぶのもうなずけますね!

ハーブティー講座写真
ハーブティー講座写真

石山氏がハーブを使ったケーキづくりを伝授!!

そして、イタリアンシェフもしている石山氏は、ハーブを使ったスイーツレシピ、ローズマリーとフランボワーズのパウンドケーキづくりも伝達してくださいました!
バターや砂糖不使用の甘くないデザートです。なぜかというと、ハーブティーと植物性の油分は相性が悪いそうなので使用せず、代わりにはちみつを使用しているそうです。フランボワーズはフレッシュなものは生地に混ぜるとすぐ赤くなってしまうので、冷凍させて生地にさっくり混ぜ、あとはオーブンに入れて完成!とっても簡単です。

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●ハーブティーの美味しい飲み方

先程のハーブを使ったスイーツ、ローズマリーとフランボワーズのパウンドケーキのプレートが出てくると同時に、石山圭氏がハーブティーの美味しい入れ方をデモンストレーションしてくださいました。
ティーカップ一杯(約120~150cc)に対し、ティースプーン山盛り一杯の茶葉を入れ、沸騰して一呼吸(96℃程度)のお湯を注ぎ蓋をします。花や葉のハーブティーは3分、実や種子のハーブティーは5分間蒸らし、注ぎます。実のような硬いものは、軽く潰すと成分が出やすくなるとのこと。一杯目で80~90%の成分が出るそうです。また、水は軟水で鉄瓶を使って沸騰させると、よりまろやかになるとのアドバイス。すぐに実践してみたいアイデアが満載でした!

ハーブティー講座写真
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●ハーブティーの保存方法

ハーブティーの保存方法については、意外な方法を教えてくださいました。ハーブティーの賞味期限は3年と意外に長くもつそうなんですね。しかし、3年も常温で置いておくと香りも逃げてしまいますので、ベストの保存方法は実は冷凍しておくこと。そのまますぐにお湯で入れることもできますし、水分でしなることもないそうです。これには驚きですね!もし常温保存するなら、香りのつきにくいガラス瓶に保存するのが良いとのことです。

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最後に、石山圭氏から参加者ひとりひとりにブレンドハーブティーのプレゼントが!これはなんと、最初のウェルカムドリンクで飲んだ和草茶(日本のブレンドハーブティー)だそうです。カモミールかと思いきや、国産のハーブティーだったとは。今日学んだハーブティーの入れ方で、自宅でもさっそく実践してみようと思います!

ハーブティー講座写真

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さて、「初めてのハーブティー講座」レポートでしたが、みなさん、いかがでしたか? ハーブの持つ奥深さや魅力の一端に触れることができたのであれば嬉しいです。石山氏によるハーブティー講座は、今後も開催されるそうですので、次回開催の際には、ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

ハーブティー講座写真

石山圭氏、取材ご協力、
ありがとうございました!

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